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“デュオ祭り”開催


先日、アルペジオを代表する人気デュオ3組による企画ライブが開催され、たいへん大きな注目を集めました。今回はその企画ライブを振り返るとともに、ライブの裏側も少し覗いていきたいと思います!

 

【ライブ詳細】

『デュオ祭りVo.1~僕たち男女デュオやねん~』

日時:1月24日(木) 19:00start

会場:里夢

出演者:カルカン  (@kalkan_peggio)

      Vo.ゆきりん(5th)

      Gt.りく(5th)

    絶景 (@zekkei0515)

      Vo.まりりん(6th)

      Gt.トミー(6th)

    Yu&Mi (@yuandmi7th)

      Vo.Avi(7th)

      Gt.ぐり(7th)

セットリスト

 ~Yu&Mi~

1.the climb/Miley Cyrus

2.綺麗/吉澤嘉代子

3.逢いたくていま/MISIA

 ~絶景(トミー)~

1.First Love/押尾コータロー

2.戦場のメリークリスマス/押尾コータロー

 ~カルカン~

1.photograph/Ed Sheeran

2.タッチ/岩崎良美

3.残ってる/吉澤嘉代子

4.TT/TWICE

 ~カルカン×絶景(トミー)~

サマーナイトタウン/モーニング娘。

 ~カルカン×Yu&Mi~

havana/Camila Cabello 

 ~絶景(トミー)×Yu&Mi~

ラブリー/小沢健二

 ~全体曲~

丸の内サディスティック/椎名林檎

 

各デュオの代表曲をはじめ、他デュオのカバーやデュオ同士の共演など様々な演出の工夫がされており、あっという間の2時間でした。

それでは今回のライブの 出演者の皆さんにインタビューをしていきたいと思います!(以下敬称略)

◎今回のデュオ祭りを開催しようと思ったきっかけは何ですか?

松村:とりあえず、企画ライブをしてみたかったっていうのがあるかな。ガーナとかの企画ライブを見に行って「あぁ企画ライブってめっちゃいいな」ってずっと思ってて、アルペジオってあまり現役生が企画ライブをやるっていう文化がないから自分が現役のうちにやってやろうって感じですかね。名前が売れているバンドの方がいいなとか、何かテーマをもってやりたいなと思って今回のメンバーに声をかけさせてもらいました

 

松本:純粋にやりたい曲がしたかった!なんやかんやでオーディションとかってめちゃくちゃやりたい曲ではないけどある程度客ウケを踏まえてやらなあかんくなって、ほんまにやりたいことをやれていなかったように感じていた。あとは普通にデュオ同士でコラボれたら面白そうやなと思ってたので!大ライブに出た人というよりデュオが好きでデュオに力を入れてる人を集めたって感じですね。

◎他のデュオと共演するにあたって感じたこと、意識したことはありますか?

松村:今回は3バンドともそれぞれの色(個性)が強かったのでそれを活かし合えるようにしようと思った。Yu&Miはラブソング、絶景はオープンチューニングが似合うレトロな雰囲気の曲っていうふうに世界観がはっきりしてるのに対して、カルカンはどんな曲でもやりますよっていう色やから、その点では「TT」はカルカンらしさが出てたと思う。カバーの曲やるのもすごい楽しかった。当日他のデュオのカバー曲聴くのめっちゃ楽しみにしてました。

 

冨田:やっぱり他のデュオの曲をカバーするってなるとそのままコピーするんじゃなくて自分たちの色を出していかんとあかんなぁと思ってたけど、練習していくうちにどれもだんだん自然と自分たちの色になっていった気がします。特にYu&Miの「綺麗」は完全にYu&Miの曲になっててかなりいいアレンジやと思った。選曲も悩みましたね、特にYu&Miとのコラボは全然違う雰囲気を持ってるデュオだったのでどちらも殺さない曲探しに苦戦しました。「ラブリー」はまりりんが提案してくれたけどぴったりハマっていたと思います。

 

金栗:カルカンも絶景も良すぎました。。。と同時に、やっぱりりくさんトミーさんに比べて自分のギターはまだまだだなぁと実感させられました。絶景とのコラボではまりりんさんの体調不良により急遽ギターを捨てることになってしまった僕ですが、トミーさんのギターでAviとツインボーカルできたのは貴重な経験でした。とても楽しかったです。

◎あなたにとってデュオとは?

渡辺:妻と夫、キキとジジ、ジジとババ、醤油とみりん、火に油、、、デュオを餅つき大会に例えるならば、あなたが餅をひっくり返す間に私はあなたを打つ、そんなものでしょうか。

 

松本:1番アレンジのしがいがあるバンドの形。

 

松村:そもそもデュオが1番かっこいいと思ってて、アルペジオに入ったのは自分もデュオがしたかったから。押尾コーターローがいろんなボーカリストとコラボしてギター1本とボーカルだけで演奏してるねんけどそれがめちゃくちゃかっこいいねん。一対一でのプロフェッショナル同士の掛け合いが。あと、やろうと思えば何でもできるのもデュオの魅力。その場のノリで生まれる2人の掛け合いが最高に楽しいね。あとは楽器が自分しかいない緊張感もあるけど、だからこそ逆に自分で1から作り上げていくのが楽しい!

  ◎ライブを終えての感想をお願いします。

山下:まず、こんなライブに出させてもらえたことに感激です。尊敬していてずっと追いかけてきた先輩デュオ2組と共演できて嬉しかったです。今回のライブで新たな課題もたくさん見つけてまだまだやなって思ったし、やっぱり超えられない存在やなって思いました。卒業するまでには超えられるように頑張ります!

 

松本:ぶっちゃけ最初はこんなつもりじゃなくて、もっと小規模で学館借りてやるつもりだったので、たくさん来てくれて嬉しかったです。私は演奏中に結構お客さんの顔を見るタイプなのですがガチの顔をして聞いてくれてる人もいて印象的でした。楽しいだけじゃなくて各バンドが真剣にやってることを感じ取ってもらえたみたいで嬉しかったです。男女デュオええな、デュオやってみたいなと思ってくれた人がいたらめちゃんこ嬉しいです!

 

松村:まず、企画ライブをやりたいという夢が叶ってよかった!お客さんのノリが良くて本当にうれしかったです。特に僕たちが他のデュオのカバーをするときに曲紹介で「うぉーー」って沸いてくれたのが気持ちよかった(笑)演奏してめっちゃ楽しかったです。来ていただいた方々ありがとうございました。我々はもうすぐ卒業してしまいますが、ぜひともデュオ祭りVo.2を開催してほしいと思います。

◎裏話

松村:実は「残ってる」の2番のAメロの弾き方、練習で一回もやったことなかったけど本番中ふと思いついたのでいつもと違うように弾いてみました。そしたらなんも打合せしてなかったのにゆきがそれに合わせて歌い方を変えてくれて。こういう掛け合いが即興ですぐできるのもデュオのいいところですね。本番後、「急に変えやがったな、よかったけど!」って怒られました(笑)

 

渡辺:練習後、毎回ゆきりんさんに合わせてりくさんがJRで帰ってたのがウホホホ!!!!!好きなんですかね!?

 

松村:みんなでスタ練とかするんですけどそれぞれのデュオでの力関係(?)みたいなのが垣間見えて面白かったです。ぐりがずっとあびーに言われ続けてて面白かった。時にはあびーがぐりにギターを教えているようなこともあった(笑)

 

渡辺:ライブに出られなくなってしまって激しく落ち込んでいた私に、トミー君は毎日電話とLINEで優しく励ましてくれたところに激しく惚れ直しました!丸焼きにして食べちゃいたいくらい可愛い相方ですね!おいしかったです!

さて、、、今回はデュオ祭りについてお届けしました。デュオっていいですねぇ。演奏もMCも普段の雰囲気も三者三様。出演者の皆さんの話を聞いているうちに僕もどんどんデュオの奥深い世界へと引き込まれていきました。これを機に皆さんもデュオに挑戦してみてはいかがでしょうか?別にデュオをするのにカップルである必要はありませんよ(他意はないです)